2011年8月12日金曜日

首吊って死んでやろう・・・しかし?


しばらくの間、私は落ち込んでいた。


今後、どないして生きていかなければならないのか?


生きる目的は、人それぞれに違うと思うが、


今の人生に幕を閉じてしまおう。


悩み事は尽きないのだが、今更、という感じ・・・






この年齢で、親に顔出しするのも恥ずかしかった。


いっそのこと、首を吊って死んでやろうと思い、


日曜大工センターで、4メートルほどのロープを購入。






いざ、首を吊ろうにも、家には私の体重を支えるほどの柱もない。




かと言って、外では何かと近所迷惑になりそうで・・・




しょうがないので、五寸釘を柱に打ち、ロープを引っ掛けて、




首に巻いたのだが・・・




やり方が間違ったのか、喉を締めてしまい、




思わず、「く、苦しい、息ができんぞ!」 と




失神するどころではない、要は首を絞めてしまい




危うく自分で自分の首を絞殺してしまうところだった。








しばしの間中断していたとき、玄関のブザーが鳴り響き(かなりうるさい)




素早く、私は首吊り自殺道具一式を押入れにしまって置いた。




「誰だ!」と思い玄関を開けてみると、そこには私のおかんが立っていた。




「全然、連絡取れへんだから何してたんか心配してたんやで。」




私は、「あぁ、ごめん、電話に出る気もなかったんや」




母は、「電話だけでも出なあかんで、それとそこのスーパーで、




あんたの好きな、きゅうりの漬物と牛乳、買ってきたで。」






私は、思わず泣きそうになりかけて、何も言えなかった。




どんなに、子供が年齢を老いても、自分の子供は子供であり、




死ぬまで心配をかけてしまうんだなぁ・・・と




そのあと、私の三人の子供たちの写真をパラパラっと、




昔を思い出しながらめくっていたら、いつしか涙がでていた。








その時もう少し、生きてみようかと思った。






震災や事故で亡くなる人がいるのに、自殺という行為は、




やっぱり、間違っているのだろう。








また、病気で死にたくないと思う人たちを見ると、




私の身体は健康体でまるで、お前は未だに死ぬ資格なし・・・




と言われているようでならないのだが。




みんな必死で生きているのだ。




皆さんのブログを読んでみると、実にそれが伝わってくる。




家族のために、自分のために、目的を達成するために・・・




そのおかげで私は未だに生かされているようだ。









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